【新スタッフ募集中】大規模な動物病院で働く「動物看護師」に聞く“やりがいと働きやすさ”

24時間体制で高度な獣医療を提供している「相模原どうぶつ医療センター」(神奈川県相模原市)では、いま24名の動物看護師が活躍しており、現在(2020年10月)も新たなスタッフ(新卒および中途採用)を募集しています。さて、その業務内容や働き方、やりがいとは…?3名の動物看護師に聞きました。

大野晃希(2008年入社/写真中央)

一般企業の事務職からイオンペットに転職し、動物看護師に。主な担当業務は麻酔補助と外来。2児の母。

小山芽玖実(2016年入社/写真左)

主な担当業務は夜間・入院管理・座間サテライト(分院)。1児の母。

森本真央(2017年入社/写真右)

最初の配属先である「イオン動物病院 日の出」から昨年異動。主な担当業務は外来と夜間、入院管理。

——  まずはそれぞれ担当されている業務について聞かせてください。  

大野 主に麻酔補助と外来を担当しています。麻酔はもちろん獣医師が行いますので、動物看護師はその補助を行います。一方の外来業務では、診察の前に体重や体温を計り、先生に情報を引き継いで、診察がスムーズに行えるようにしたり、電子カルテを入力したりします。いまは子育て中なので、10時から15時までの時短で働いています。

小山 私は夜間と入院管理、それに座間サテライト(分院)を担当しています。医療センターの昼と夜、それに座間は業務の内容がかなり異なります。夜間は基本的に電話対応・診療補助・会計をしていますし、先生と動物看護師が一人ずつという体制の座間では、受付から会計、診療補助までのすべてを行っています。

——  いつどの業務を担当するかは、どのように決まるのですか?  

小山 今日は夜勤、明日は座間、次の日は日中勤務…という感じのシフト制になっています。シフトは前月の15日前後に決まりますので、プライベートの予定が組みにくいとか、そういうことはありません。ただ、私は平気でしたが、人によっては「夜間勤務の次に日中勤務となると生活や睡眠のリズムが崩れやすい」という人もいるようです。

森本 私は外来・夜間・入院管理を担当しながら、麻酔補助についても勉強しているところです。また月に一度、飼い主さま向けの「デンタルセミナー」で、ワンちゃんの歯の構造や病気、歯のケアなどに関するアドバイスをさせていただいています。

——  入院管理とはどのような業務ですか?  

森本 入院しているワンちゃんやネコちゃんの様子を観察して、容態が変わったときには獣医師に知らせて対応したりします。心臓に重い病気を抱えている子や術後間もない子は容態が変わりやすいので、いつでも見えるように過ごしてもらっています。

—— 皆さんはどんな時にやりがいを感じますか?  

大野 もともと好きで就いた仕事ですし、当院の動物看護師はみんな、どんな業務にもやりがいを感じていると思いますよ。でも病気でグッタリしていた子が元気になり、飼い主さまも笑顔を取り戻されたのを見た時などは格別ですね。以前、てんかんで発作が止まらない子を一日中モニタリングしていたことがありました。気管にチューブを入れた状態で眠っていて、生きて目を覚ましてくれるかどうか…という緊迫した状態で、飼い主さまも泣きながら「がんばれ」と声をかけていらして。その子が元気に回復して、笑顔の飼い主さまと一緒に帰宅されるのを見た時は、「ああ、よかった!」って思いました。

小山 夜間に受診される患者さまは基本的に救急ですから、普段は他院をかかりつけとされている方が多いんです。

先日も夜間に初めて来院されたネコちゃんがいたんですが、すでにかなり難しい状態で、担当された先生も「長くないかもしれません」と。飼い主さまも覚悟をされており、「苦しまないようにしてほしい」というご意向でした。相談の結果、ご自宅で看取られることになったのですが、私も何かできることはないかと、残された時間の過ごし方などについてお話しさせていただいたところ、「最後に診てもらえてよかった」「ここに連れて来てよかった」とおっしゃっていただけました。

後日、その飼い主さまからネコちゃんが亡くなったことを知らせる手紙をいただきましたが、その中にも「あの時は嬉しかったです」というお言葉があり、とてもありがたく思いました。

——  お別れは悲しいことですけど、飼い主さまが動物病院の治療やケアに納得されるかどうかで、お気持ちは随分変わるでしょうね。森本さんはいかがですか?  

森本 腎臓の病気で何度か入院・手術をされているネコちゃんがいるんです。その子の飼い主さまが夜間に「おしっこが出ない」ということで来院された際、「もし朝までおうちで見るのが心配だったら入院も」とお勧めしたんですけど、「どうしても一緒に居たいから」とおっしゃって、対症療法だけ受けて帰宅されました。ところが朝方また電話をいただき、「やっぱり出ないから日中に連れて行くわ」ということで、対応させていただいたんです。

森本 ネコちゃんはその後、手術を受けて入院したのですが、退院される際、飼い主さまが私に「夜間の時に丁寧に対応してくれてありがとう。おかげで元気に帰れるわ」とお声をかけてくださって。その後は来院された時はもちろん、通勤時の駅などでもお会いして「おはよ〜!」って声をかけてくださるんです(笑)。そんなふうに親しく接していただけるようになったことが、すごく嬉しいです。

——  なるほど。では仕事の中で、特に大変だと感じる業務は?  

大野 夜間は心肺停止や、それに近い状態で来院される患者さまも少なくありません。一晩に2、3回心肺蘇生を行った日などは、やっぱり精神的にも肉体的にも厳しいですね。あと、朝方4時、5時という疲れが出てくる時間帯から、入院患者さまの血液検査やレントゲン、エコー、身体測定など全部の処置を行うんです。多い日は20頭以上を獣医師の先生と動物看護師3人で行うことになるので、それは大変ですね。

小山 いろいろな事情で飼い主さまのご要望にお応えできないこともあるのですが、それもつらいです。例えば「体をきれいにしてほしい」と望まれているけど、体のコンディションを考えるとお断りせざるをえない場合。それに外来の患者さまがたくさん来院された日などは「早く診てほしい」「入院している子に早く面会したい」と希望されているのに、どうしてもお待たせしてしまうこともあり、申し訳ない思いでいっぱいになります。

森本 勤務がシフト制なので、23時まで働いた翌日また9時から働くということもあるし、体力的に大変だと感じることはあります。また、入院患者さまの多い時に入院管理を担当すると、入院管理表というツールに沿って最低限の作業をするだけで1日が終わってしまうことも。飼い主さまの大事な“ご家族”をお預かりしているので「もっと◯◯してあげたい」という思いがありながら、それができなくて、歯がゆさを覚えることがあります。

——  相模原どうぶつ医療センターはイオンペット株式会社が運営する獣医療機関ですが、その利点を感じることはありますか?  

大野 やっぱり、福利厚生がしっかりしていて、有給休暇や長期休暇がきちんと取得できるというのはいいですね。私はこちらに勤めてから出産をしましたが、産休・育休の制度が整っていて、時短勤務を選択できるというのも大きいです。もしそうでなかったら、いままで勤められていなかったと思います。

小山 スタッフの人数が多い(72名/2020年9月現在)ことも大きなメリットですよね。たとえ分からないことがあっても、獣医師の先生や動物看護師の先輩方が丁寧に教えてくれます。診療科が多いので、希少な症例に関する知識も学べるし、研修やセミナーの機会も充実していると思います。

——  若手のスタッフさん向けに「エルダー制度」というものがあるそうですが。

森本 入社するとすぐに担当の先輩がついてくださって、毎月面談をしたり、目標達成に向けたアドバイスをしてくれたりするんです。ちなみに、私のエルダーは大野さんです(笑)。分からないこと、つらいと思うこと…とにかくなんでも相談できるので助かりますね。あと、当院には獣医療の専門家はもちろん、経験豊富なドッグトレーナーやトリマーもいるので「犬と猫に関することはほぼ何でもして差し上げられる」という自信を持って働けるんです。これは飼い主さんにとっても大きなメリットだと思います。

——  院内の雰囲気はどうですか?  

森本 すごくいいと思いますね。院内でボウリング大会などのイベントが開かれることもあるし、仲がいい人と一緒におでかけすることもあります。

——  相模原どうぶつ医療センターへの就職を検討されている方にメッセージを。  

大野 当院の動物看護師が担う業務は外来から入院管理、麻酔補助、しつけ、介護、それに「ねこむすび」(保護猫の譲渡活動)まで、すごく幅が広いので、きっとその人に合った業務が見つけられると思います。

小山 こちらはスタッフ数が多くて、どの時間帯も20人くらいが働いているので、小規模な組織にありがちな「狭い人間関係の中で悩み苦しんでしまう」といった状況にはまずなりません。私自身も同期とすごく仲がいいんですが、年の近い仲間と切磋琢磨しながら働けることは幸せだなと思います。もちろん、自分が未熟なうちは注意されたりすることもありますけど、そんな時もいろんな人がフォローしてくださるので「そういう考え方もあるのか」と受け止めることができます。「ある先輩に◯◯と言われたけど、別の先輩に聞いたらそうでもなかった」という感じで(笑)。だから、ずっと落ち込んだりしなくて済むんです。

森本 初めて動物看護師として働く人にとって、当院は本当におすすめできる環境です。先ほどお話ししたエルダー制度などのおかげで、一人で悩むことがありません。それぞれに高い専門性を備えた先生方から、いろんな知識や技術が学べるので、どんどん成長できるようにも思いますし。興味を持たれた方はぜひ一度見学に来ていただきたいですね。

——  ありがとうございました。  

動物看護師さん&学生インターンシップを募集しています!

相模原どうぶつ医療センターでは「新卒および中途採用の動物看護師さん」「学生インターンシップを希望される方」の募集を行っております。ご興味のある方は以下のURLよりお申し込みください。

https://www.aeonpet.com/recruit-info/

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