相模原どうぶつ医療センターBlog

2020年2月、相模原どうぶつ医療センターで動物慰霊祭を行いました。

2020年2月28日(金)、相模原どうぶつ医療センター(以下、当センター)では「動物慰霊祭」を執り行いました。「動物慰霊祭」とは、亡くなった動物たちに哀悼の意をささげ、鎮魂をお祈りするための催しです。

慰霊祭は当センターのロビーで行われ、獣医師や動物看護師、受付等全職種のスタッフが参加しました。

慰霊祭のために、当センターでは座間神社(神奈川県座間市)より神主さまをお招きしました。座間神社の一角には「伊奴寝子社(いぬねこしゃ)」という動物のための社殿があり、動物と一緒にお参りすることができます。また、動物の健康長寿や病気平癒のご祈祷を行っている神社としても有名です。

まず神主さまより、お祓い、降神之儀(こうしんのぎ)、献饌(けんせん)、祭詞奉上(のりとそうじょう)をしていただきました。その後、参加者が一人ひとり祭壇に玉串をささげました。玉串は「自らの気持ちを込めて霊魂に敬意を示す特別な捧げ物」とされています。参加者はそれぞれの想いとともに、鎮魂を祈念していました。

祭壇の様子。全員で玉串をささげました

式の最後に、センター長の椿獣医師が追悼の辞を述べました。

「本日は、相模原どうぶつ医療センターに関わる、亡くなった全ての動物たちのご冥福をお祈りいたします。

近年では、犬猫ともに平均寿命が約15歳と、動物の一生がたいへん長くなりました。平均寿命の伸長は獣医療の発展のみならず、飼い主さまの手厚いケアあってのことです。

動物たちが長生きになっていくなかで、ここには様々な病気と戦う動物たちが集まります。彼らは苦しい闘病生活を送ることもあります。そして残念ながら、ご家族に元気な姿を見せることができずに、力尽きることもあります。私たちはその一頭一頭のことを決して忘れません。

結びに、亡くなった動物たちの安らかなご冥福をお祈り申し上げ、追悼の辞とさせていただきます」。

追悼の挨拶をする椿センター長

入院病棟や夜間救急科を開設している当センターでは、生死の狭間をさまよっている状態の動物に対して、獣医師・動物看護師が治療にあたることも少なくありません。そして、医療の現場である限り、時には命が失われることもあります。

スタッフ一同、改めて命の尊さを深く心に刻み、動物たちとご家族の幸せな生活を守るべく、努力を怠らないことを誓いました。

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